ソウル市は処理費用が120億円にもなっている生ゴミの収集について、料金を容量や重さによって決める従量制を来月1日から実施することになり、今年中にすべての区で実施されます。
これは、ソウル市が生ごみを減らして、処理費用の削減をはかろうと導入するもので、具体的な方法については、予め一定の量の袋を使ったり、計量器のついた生ごみ専用のボックスを使ったりするなど、各区役所がそれぞれ決めることになっています。
ソウル市の生ゴミ排出量は、去年は1日平均3300トンで、このうち家庭から出る生ゴミが2200トンを占め、その処理費用は1300億ウォン、120億円に上っています。
ソウル市では、生ごみ収集の料金を従量制にすることで、生ゴミの排出量が10%から20%減少し、収集、運搬、処理費用で最大年間280億ウォン、26億円削減できると見込んでいます。
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